2008年01月16日

「円は売り」

画像 023.jpg

 ↑ 宇宙エレベーター?


 ちょっと前の夕方、何気なくテレビジョン放送を観ていたら、近未来を描いたドラマの中に軌道エレベーターが「五十年後には実現しているはずのもの」として登場していて驚いた。


 「軌道エレベーター」とは別名「宇宙エレベーター」のことで、

 
 詳しい説明はウイキペディアに


 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8C%E9%81%93%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF


 こんな記事もありますね


 http://wiredvision.jp/archives/200302/2003021002.html



 こんなサイトも


 http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/~yoshino/Orbit/Orbit.htm



                ☆


 このアイデアは昔からSFやアニメに採用されてきたようだが、

 
 私自身はたまたまそのあたりの事に疎く、最近まで「軌道エレベーター」について全く、何も、知らなかった。


 実はウイキペディアにも挙げられている「機動戦士ガンダム00」というアニメを観ていて、


 「なんと脆そうな構造物だろう…」


 と、あきれていたくらいである。


 どうやって渓谷に橋を架けるのかも知らない癖に、


 下から組み立てるのか、上から降ろすのか解らないことを理由に、「珍妙なアイデア」とさえ思っていたのである。
 

              


 それがいきなり「科学的に実現可能なもの」と言われて驚いたのである。


 「機動戦士ガンダム00」の設定ではそれぞれアメリカ、中国、ヨーロッパを中心とする三つの勢力が、宇宙エレベーターからもたらされるエネルギー利権を巡って争いあう未来が描かれているのだが、


 昨日放送されていた科学風ドラマでも、中国とアメリカが二大勢力となることが予測されていた。


 このあたりの未来予想は大雑把なものではあろうが、逆に「弱小国は沈み込む」という発想そのものは、なかなか揺るがしがたいもののように思える。

 宇宙エレベーターがエネルギー問題を解決するなら、まずドバイは世界一豊かな町ではなくなるだろう。

 同様にして、中東の石油産出国は徐々に沈んでいく。

 そうなればパキンスタンはしぶしぶインドに飲み込まれてしまうかもしれない。

 今の株式市況は完全なバブルだが、あと五十年という尺度で見れば、中国にはまだまだ可能性があるだろう。

 残念ながらその周辺国は沈んでいくことになるだろう。

 日本は本当に沈没さえしなければ、地理的な戦略的要所としてアメリカが手放さないように思える。

 オーストラリアは独自路線を歩むことが可能なのだろうが、それでもアメリカと大連立を組むだろうか。


 今、IT関連で景気の良い北欧も含め、本当に雑多な民族と宗教の交差しあうヨーロッパはEUに収斂されるのだろうか?


 三つとはいかないまでも、

 それこそワールドカップサッカーのように「五つの大陸と地域」に区分された世界は、五十年後に実現してしまうのだろうか?


 私はそうは思わないし、そう期待もしない。
 
 
 
 しかし五十年後と言わず、二十年後にしても、日本の、あるいは日本人の未来は惨憺たるものであろう。


 日本を自分たちのものだと本気で思っている外国人はこれからどんどん増えていくことだろう。


 いつの間にかソニーが実質的に外国企業のようになってしまったのと同じことが、これから金融機関においても起こるだろう。

 現在のニュージーランド経済は、日本の未来予想図にはなりえないだろうか。


                ☆


 日興証券がシティの傘下に入ったことは、その予兆のひとつに過ぎない。
  
 
 だから外国株を買おうとか、外貨を買おうというのも考え物ではあるが、長期的に見て「円は売り」であろう。



    
posted by uj at 23:57| シドニー ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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