2007年12月27日

電子マネーの現在と未来



"陸マイラー"は都市伝説に



 この間、テレビを観ていたら、ニュースのトピックスのひとつとして「パスモ、スイカ、エディ、ナナコなどの電子マネー」の流行を採り上げていたのですが、

 これが例によって少し古い情報に基づいて、少し古い感覚の人が論じていて、


 ああ、世間ではまだこんな認識なのね、


 と改めて思いました。


 どのあたりが古いかと言えば、相変わらず電子マネーの相関図がANAとJALを中心に描かれていて、


 相変わらず「マイルを貯めて航空チケットを手に入れること」を究極の目標としている「陸マイラー」が"電子マネーの達人"の同義語とされているあたりです。


 このブログでは、そういう構図が少しずつ変わってきたんじゃないか、


 クレジットカード決済と、ポイント制度と、電子マネーは、もっと高い交換価値を求めて触手を伸ばし合い、結びつきあい、


 もっと複雑な関係に進化しつつあるという立場で考えてきました。


 ANA系、JAL系のカードにマイルを集中させることが嘗ての「陸マイラー」の王道だったわけですが、


 そもそも飛行機に乗らない人にとっては、「陸マイラー」の王道というのはあまり意味のないものである筈です。


 またポインサイトとクレジットカードの利用者を「陸マイラー」として括ることもどうなのでしょうか?


 プリペイド式カードとして、ナナコがエディを抜いた時、「交通費」が「コンビニ消費」しかもセブンイレブン一社に負けてしまったのか…と驚きましたが、


 この先には必ずこういう数式が見えてくる筈です。


 「飛行機チケット代」< 「一般消費」 


 いや、


 もうその時代なのではないでしょうか?


 まもなく「陸マイラー」は、都市伝説になってしまうのではないでしょうか?






 
利子より高いポイント還元



 ポイントサイトのポイントは、飛行機代の一部ではなく、現実のお小遣いとして還元されうるものになっています。


 三年くらい前には、メールを利用した「ダイレクトマーケティング」の可能性が過大評価され、「メールを受信するだけでポイントがどんどんたまる」という流行がありました。


 今は、メール受信系でポイントをどんどん還元しているサイトは皆無でしょう。

 ポイントサイトの中心は、登録系、ショッピング系になっています。


 ただ、銀行が口座開設でポイント還元を始めたことは画期的だったと思います。


 利子より高いキャッシュバックをしてまで、ポイントサイトから口座を開設させようとしました。


 ちょっと前まで100万円を預けても、一年では利子は1000円にもならなかったんですからね。


 そう考えると、ポイントサイトの活用は、最も確実な利殖の一つとみなすこともできます。


 証券会社に口座を開設して、MRFに五万円を入金すると、5000円キャッシュバックがもらえるというキャンペーンもありますが、


 普通、安全確実に、50000円を一ヶ月で55000円にする投資なんてないですからね。


 ポイントサイトは、こういうサービスを効率的に宣伝し、勧誘する最良のメディアだと思いますが、このあたりのことについては、まだテレビの人たちは理解してないんでしょうね。






 次の変化はクレジットカード




 しかし、今、もっとも急速に進化しつつあるのはクレジットカードでしょう。


 プリペイドの電子マネーエディを組み込んだ「KARUWAZAカード」というのも驚きましたが、


 VISAデビットというのもすごいですね。


 プリペイドではなく、クレジットでもなく、即刻決済のシステムです。



 非接触型のICカード決済システム、フェリカ(パスモもスイカもつまるところソニーのフェリカ)の特許を持つソニーは、クワドラhttp://www.sonyfinance-card.com/quadra/af3.aspというカードに多彩な決済機能を持たせましたが、


 これからですよ。


 これから始まります。


 クレジットカードが、前払い、即刻決済、後払い、いずれでも共通のポイントを加算するようになり、

 それをポインサイトでの取得ポイントと、

 さらには銀行で低い利子の代わりにもらえる利用ポイントと合算できるようになると…



 現実には既に楽天は楽天だけの空間を拡大し、世界を覆おうとしていて、


 各ポイントサイトは、自前のポイントを現実のマネーに近づける為にクレジットカードの発行に乗り出しています。


 今のところ、Gポイントカードがより進んだ未来系ですかね。  






 
メルマネの可能性



 メルマネというのは擬似通貨でも電子マネーでもなく、ただの振込み伝票に過ぎないということになっているのかもしれませんが、


 このメルマネ、


 やがて現実のお金の流通における意味や価値を大きく変えてしまう可能性があります。


 メルマネでは一円から報酬を支払うことが可能なので、


 ポイントサイトで利用すればロストポイントが出ません。


 また手数料・経費としてのロストマネーも発生しません。


 クレジットカードでさえ今は、ポイントをため、それを一定額でマネーに還元するシステムですが、


 楽天市場で使用する楽天ポイントが一ポイント一円の価値を持ってしまうように、


 やがてすべてのポイントサイトのポイントは、


 メルマネによって、


 胴元がたばね、


 即現金として利用することが可能になるのではないでしょうか。


 















 今回は少し難しい話でしたけど、また次回からは実用的な話にします。











posted by uj at 21:02| シドニー ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | クレジットカード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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年末はハメくり確定(笑)
Excerpt: とにくかくえろい人が多すぎ(笑) やっただけで34万もらえたりするし(笑)
Weblog: ずっこん!
Tracked: 2007-12-29 04:06
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